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ウェブ戦略としての「ユーザーエクスぺリエンス」

<ウェブ戦略としての「ユーザーエクスぺリエンス」―5つの段階で考えるユーザー中心デザイン>という本を読んだ。タイトルには「ユーザーエクスペリエンス」、帯にはUSD(=User-Centered Design)なんて文字が泳いでいるけど、その辺は、置いといて。

むしろ、-戦略と目的をしっかり持ち、段階的にそれらを積み上げ、その結果として表現をアウトプットしていく- というような、ウェブ制作のある種の基本プロセスがわかりやすく整理されているのがいい。

単なるマニュアルではないので、一度でもいいので実際のウェブプロジェクトを経験をしてから読むのがおすすめ。現場作業での自身の葛藤とこの本でのヒントが重ね合う事によって理解がより深まる。

一方で、内容を鵜呑みにしないことも重要。もちろん、読み手の意識の問題だけど、この種の本が最も罪なことは、考えに限界を設定する可能性があるということ。この本も原書は二年前に(2003年)出ている。ウェブの世界は常に変化していて、何が正しいとかは、まだ全然決まる筈がない。そのあたりを頭に置いて読めば、よい本なのでは。

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