エアギターのドキュメンタリー映画

エアギターについてのドキュメンタリー映画を観に行こう!と、お誘いをいただいたので行って来た。


http://www.miraclevoice.co.jp/airguitar/


日本でも有名なエアギター世界選手権は90年代後半から世界各国のエアギタリスト達が集まってフィンランドで開催されているが、意外なことに2003年の大会までアメリカからの参戦はなかった。アメリカ初代表が参加することになったこの年の地域予選から代表決定、世界大会出場に至るまで、アメリカン・エアギタリスト達を追ったのがこの「エアギター エピソード0」(原題:Air Guitar Nation)だ。

エアギターというと、ちょっとジョークというかバカらしいイメージもあるけど、この映画は普通に真剣。冒頭から「エアギターはアートだ」とみんながシリアスに語る。ある関係者がインタビューで「Air Guitar is intangible.」と語っていたとおり、まさに空気を扱い無形な表現を追求するエアギターはアートのフォームとして考えても奥が深い。

ちょっと色物なアメリカ・チャンピョンと毎回2位ながらどうしても世界制覇の夢が捨てきれないカッコいいエアロッカーの勝負をメインのプロットにしてエアギターの魅力をうまく描いている。世界から見たアメリカの扱い(=嫌われ者w)など細かいエッセンスもよく機能していて、ドキュメンタリーとしての完成度がとても高い作品だった。

エアギター・プレーで重要なことは airness (エアーな感じ)らしい。この映画に登場するすべてのエアギタリスト達が自分なりのエアネスを探している。人が何かを真剣にやっている姿というのはとても美しい。いろんなインスピレーションがある映画だ。おすすめ!

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