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夜は短し歩けよ乙女!

最近、自分の読書傾向が変わった。

今まで気にしてなかった文芸というか、現代小説というか、本屋さんの入り口にドデーンと並んでいるようなの本の中から、話題作っぽいのを買って読んでいる。このあたりの本を読むのは、頭は何も考えず、文章のあるがままを楽しみ、つまんなければすぐ忘れる…というテレビドラマや映画を見ている感覚に近いと、今更ながら楽しみ方に気がついた。寝る前とか、暇な時に、なんでもない本を読むのが面白いなーと。自分にとって新しい娯楽の発見は、未開拓の音楽ジャンルに出会った気分に近くて、今は吸収の時期。いろんな作家の作品を読むのが楽しい。


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そんな中で、面白かったのが森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」。たまたまあるTwitterエントリーでこのタイトルを見かけたのもあって買ってみたのだけど、それが大正解。完全にドラマな小説。しかも、舞台が京都の街中で、古本市でのハプニングなんかもあって…オリーブ世代(僕)の眠ってたハートをくすぐる要素がなんとなく多い。ただ可愛いだけじゃなくて、酒も強くて、演技もバッチリするという不思議ちゃんである彼女(黒髪の乙女)のことを追っかける一途な主人公(先輩)をつい応援しちゃう。「おともだちパンチ」とか、奇妙な文体や表現が結構でてくるけど、むかつくギリギリ一歩手前、意外とツボで笑えるものが多い。中心2人以外の登場人物は、それぞれサイドストーリが想像できるほど個性豊か。とにかくキュートで、ドラマティックで、さわやかな恋愛活劇がノンストップに進む。早く読み終わるのが嫌だから、途中でお楽しみ長持ち休憩をいっぱいとった。
http://www.kadokawa.co.jp/sp/200611-07/

#「夜は短し歩けよ乙女」は7月17日(火)に発表される直木賞の候補になっている。
http://www.bunshun.co.jp/award/naoki/

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