other music がデジタル・ダウンロード販売

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ニューヨークのイーストヴィレッジにあるレコード屋さん「Other Music」が2月下旬に、音楽配信サービス を始める。サイト上のデジタル販売開始の告知では、レーベルなど音源保持者に新サービスへの参加を呼びかけ中。
http://www.othermusic.com/

Other Music は、オープンした10年ほど前からテンプレート化されたマスマーケティングありきの文化市場の衰退/変化を予測していたかのように、ユーザー目線なバイヤーによるエクレクティックな商品提案を積極的にしていて、世界中の音楽好き/先物買いな人達から支持を得ている。最近では、趣味の良い音楽へアクセスできる現場として台頭したKCRWやPitchforkなどが持つインディペンデントでありつつポピュラーである文化レイヤーとも合流、インディーズとメインストリームの中間にやんわりと存在するようなグッド・ミュージックを紹介し続けている。

単なるレコード屋ではなく音楽業界にも影響力があるショップ/ブランドなので、彼らがはじめるデジタルサービスというのが、どんな展開になるのか気になるところ。Wiired News がこのあたりについて、Other Music の co-owner Josh Madell にインタビューしている。以下、デジタルサービスに関する部分の抜粋。
http://www.wired.com/news/columns/listeningpost/0,72523-0.html

・販売される楽曲にDRMは付かない
・少しは変更するかもしれないが、店頭でみられるIn, Out, Electronica, La Decadanse, Krautrockなどのように、独自のジャンル付けをデジタルサービスにも反映させる。
・扱う楽曲は、もちろんストレンジな再発モノから新譜まで。
・ファイルの形式はMP3で、ビットレートは320 Kbps。
・アルバムの価格は、iTunesよりは高くなる可能性がある。iTunesで、9.99であれば、Other Musicでは、10.99のように。
・サービスイン時のアルバム数は数千タイトル(予定)。

サービスURLは、以下。現在は、更新情報を受け取るためのメール登録を受け付けている。
http://digital.othermusic.com/

CDが出せない(昔出せていた人も含む)アーティストなど、商品がフィジカルなCDであるゆえにいままで扱われなかったアーティストが、Other Music の音楽配信経由で認知され成功をおさめるというのが、来年ぐらいに出てくるかもしれない。音楽マーケティングではCDとか、MP3とか、DRMとかいうフォーマットの戦いや選択ではなく、アクセスの良さの話だ大切だというのがここでまた証明されたら面白い。

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