大統領選の英語

ちょうど日本も文化の日でオフだったので、アメリカの行く末ウオッチングには丁度良かった。テレビではCNNjのラリーキングが疲れないか心配だった超ロングランの特番と、選挙番組なのに10分遅れの時差放送すんなよ!おいNHK-BS1!で流れていたABC NEWSの特番をザッピング。ネットでは、地上波ネットワークで唯一ネットストリーミングしていたNBCのトムブローコー特番を眺めるという擬似アメリカ状態で盛り上がってみた。そこで、聞こえたのが普段は聞かない選挙英語。

Provisional Ballot

激戦州のペンシルベニアとフロリダでの勝者が決まり、焦点がオハイオ州に移ったあたりから、この言葉が何百回と繰り返された。日本のニュースでは大体「暫定票」訳されているみたい。

有権者投票を済ませている筈なのに、投票所に行ってみたら受付リストに名前が無いなどの”なんらかの理由”で投票が出来ない人がとりあえず行う仮投票のことを指す。後日、有権者登録されているか調べられ、問題なければ正式票としてカウントされる。

Provisional Ballotは、2000年の大統領選挙時にフロリダ州で登録をしていたはずのアフリカ系有権者が、投票に行っても”なんらかの理由”で名前が無いために投票の権利が認められず混乱が起きたことを教訓にして、その後の選挙法改正で導入された。

2002年選挙改革法

http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/legis/215/21503.pdf


Too Close To Call


前回の大統領選ではCBSのダンラザーなど大手テレビメディアが、早い段階の情報だけで当選確実を出して”結果的には誤報”となる混乱を招いた。

その教訓からか、今回の選挙ではかなり慎重に「当確」の判断をしていたように見える。コメンテイターが仮の話をするときにも「これは、うちの局の確定情報ではなくて例えばの話です」のように、わざわざ当選確定はまだ出していないことを強調していた。そういった場面で使われたのがこの言葉。

CALLというのは、候補者をその州の勝者とする(=テレビ局側の判断で)することで、Too Close To Callというフレーズで、「当選確実を発表するのは両者の票があまりにも接戦過ぎる」という表現となる。語呂がいいので、いろんな人が使ってた。

その他、

Fight For Every Vote(最後の一票を数え終わるまでがんばる!)
Battleground State(激戦区)
electoral votes (選挙人の数)

などの登場回数が多かったかな。

追記

おっ、オハイオ州での混乱が急展開。Kerry concedes ってことはブッシュ再選。
ケリー候補が敗北を認めた。

Concede(敗北を認める)

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