iTunes jp needs content
6月7日にリリースされるビースティー・ボーイズのアルバム「To the 5 Boroughs」からの先行シングル「Ch-Check It Out」が4月28日にアメリカのラジオでオンエア解禁になるのと同時にiTunesのミュージックストアでも販売開始される。誰もが待っていた大物グループの曲が有料とはいえ、iTunes経由でディストリビュートされるということは、iTunesの存在感が相当大きいということの証明になっている。よく言われるように、iTunesの成功の要因は確かに、ハードウェアを含めたスキームの美しさとソフトのインターフェイスの良さにあるとは思う。それらを前提にさらに注目したいのは、提案型コンテンツへの気合の入り方だったりする。アップルユーザーと親和性のあるアーチストの独占トラックや、先行販売、パッケージにはなっていないライブ音源など、アップル製品を使っている人ならば心躍る商材が豊富。ミュージック・ストア開始当初から、その頃は無名だったジャック・ジョンソンのアルバムの先行配信を仕掛け、それをきっかけにアーチストの価値(=CDセールスも含む)を高めたという実績もある。サービス(システム)は十分に良いのだから、そこへちゃんと良いコンテンツを乗せて、結果的に両方がいいバランスを保つ米iTunes的なグッドループを日本でも作ってほしい。
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